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先日、ウチの塾で日常的に使っているWeb会議室のシステムを使い、普段から懇意にさせてもらっている福岡県の「まなびの家」さんと、徳島県の「晃生塾」の2塾 & AQURASの2工房の計4塾で中3生を中心とした地理の一問一答対決を行いました。
ウチは中2生と中1生も加わり、徳島の晃生塾さんは全員1年生ということで、範囲もそこに合わせて一斉にテスト。
結果、ウチの半分ぐらいの中3生が、徳島の中1生たちにボロ負けを喫するという屈辱的な結果で終了。最初は勝手に盛り上がっていたウチの中3連中も茫然とし、その後は誰もしゃべらなくなって、通夜みたいな雰囲気に陥ってくれました。(逆に、晃生塾の子たちは下下剋上達成で大盛り上がりでした…笑)
正直、いいクスリです。
ナメてかかった中3連中が、2学年下にボロ負けする。
徳島の子たちより2年早く生まれてきた意味、なかったんじゃない?
それぐらいの大敗北でしたね。(もちろん、きっちり点数を取った中3生もいれば、ウチの中1生は徳島の子たちのスコアを上回りました)
これぐらい痛い目に遭わなきゃ分かんないか?
日頃、自分たちがいかになってないかを、イヤでも自覚せざる得ない局面なわけだから。
「夏期講習、毎日勉強してるんだから、きっと頭が良くなっているに違いない…」
甘いんだよ。甘すぎるよ。
おまえら中心に、地球が回ってるわけじゃねーんだよ。
おまえらが頑張ってるのと同じように、他の子はそれ以上に頑張っていることが見えていない。視野が狭すぎる。
すべての人間が努力すれば報われるのであれば、みんなこの世の中ハッピーだ。
不平も不満もなくなる。世界中の争い事のほとんどが消えるだろうね。
そんなわけないだろう。
努力して報われるなら、まだいい。
努力して報われなかった場合でも、腐らずに、次に向けて歩いていく。それが美しい。
だから、ウチはこうやって他塾さんとかと敢えて対決する場をつくる。
それにより、競争相手がいることを意識し、その子たちよりも高みに行くためにはどうしたらよいかもがき、創意工夫を続けていく。そうすれば自ずと結果につながってくる。
こういったギリギリの局面を迎えると、塾生の人間性がはっきり見える。
上位層と、それ以外の層とでも言うべきか。
上位層は「ガチで悔しい!燃えてきた!次こそは返り討ちにしてやる!」と更なるやる気に火がつき、猛烈な勢いで集中力が増していく。感覚が研ぎ澄まされていく。恐らく、こういった子たちは、いずれ必ず結果につながるだろう。
逆に「こんな対決、二度とやりたくない…」と2学年下に負けて泣き言をヌカすみっともなくてカッコ悪い中3生もいるのが現状。
大体は、成績が伸び悩んでいる層であり、そして、自分に甘い割には志望校のレベルだけは下げたくないというプライドだけが先行する子たちです。(こういった子たちは、どこの塾にも毎年必ず相当数いるのが現状)
年下に、自分たちのフィールドの内容でボロ負けして帰ってきて、そして負けるからもうやりたくない?恥をかきたくない?…カッコ悪すぎだわ。
そして、そんな泣き言をヌカして、オレが優しく慰めるとでも?
冗談キツいですね。むしろ、突き放しますよ。
それでもまだ甘えるなら、もはや退塾してもらって結構です。
そういった甘えを認めてほしいなら、それにふさわしい塾は国内にゴマンとあるし。
負けたなら、なぜ気持ちを切り替えて、次に進もうとしない?
自分のプライドがあるなら、それを満たす栄冠を手に入れるまで、なぜ闘おうとしない?
負けても、負けても、それでも立ち上がる。
己の高みを目指して、最後に克つまで何度でも立ち上がって勝負する。その姿に、人は心を打たれ、応援しようとするんだよ。負けてペチャンの奴に、誰が感動する?
そもそもウチは「強い子に育てる」塾であり、そんな甘えた奴を救う気などない。
自分で変わる気がないなら潰れて結構。自然淘汰されればいい。それもまた、人生だ。
「勉強で勝ち負けを競ったりするが、人生のゴールではないから…」
と更なる泣き言をヌカす奴がいます。そんなセリフは、勉強で勝った奴や勉強を極めた奴が言えばカッコいいが、負けたことしかない奴がそう言っても、みんなまともに相手なんかしない。そういった子は、やがて自然淘汰されていくだけだから。
世界には、勉強したくてもできない子、学びたくても学べない子がゴマンといる。
そういった子たちに、このセリフは、失礼ですよ。
勉強は、自分のためのもの。
人と比べるモノではない。その通りです。
でも、残念ながら、入試では限られた席数を奪わなきゃならない、綺麗事では済まない局面もあるわけで、そこで真剣に闘えない奴に、将来の夢を語る資格はないと思います。
こういうツラい思いをしたときこそ、その子の生きてきた「背景事情」がよく見えます。
普段は美辞麗句を並べてつきあっていても、こういうときに本性が現れる。
私はそこに着目し、その子がどういった精神状態かを把握して、ひとりひとりにマインドセットを施していきます。今は「逃げ」に走っている塾生たちを、どうやって現実の世界に引きずり戻し、真剣に向かい合って闘える若者に育てていくか。いつも頭を悩ませています。
国内の若者ニートの数は増える一方ですが、色々な国の背景事情があるとはいえ、自立できない、自立しようとしない、自立してこようとしなかった若者が膨れ上がったことは、間違いなくその一因となっているはずです。
いずれ親は先に逝くのだから、わが子には、親が旅立った後でも「強く」生きていく術を教えていくべきです。でなければ、残された子どもが、借金大国がさらに加速する日本という国で生き抜いていくのは、さらに困難に陥ります。
そういった意味で、今回泣き言をヌカした連中に強く一歩を踏み出すよう、私も善処しようと思います。
少なくとも、次の他塾さんとの勝負で泣き言をヌカさないだけの精神力を身につけさせないと…そう振り返りながら、今日からも頑張っていこうと思います。
今日は、口が悪くなってしまいました。
中には、不快になられた方もいるかもですね。それが私のやり方なので、ご容赦下さい。