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私たち人間は、大人も子どもも関係なく、生きていれば複雑な人間関係に取り巻かれる環境で人生を過ごしています。
そして、心にのしかかる不安や悩み、心配事の多くは、ほとんど人間関係に絡んだものと言っても過言ではないはずです。
家族、仕事、学校、地域…などなど、重層的な人間関係がある限り、TPOによってはそれがもつれてしまって、心を覆って不安や悩みにつながっていきます。
「いい人ヅラしてるけど、あいつは信用できない!」
「あの人、私のことを避けているんじゃないの?」
などなど、一旦負の感情に囚われてしまうと、簡単に取り除けないのが人間です。
むしろ、負の感情はそれまで以上に濃くなっていくのが一般的と考えるべきでしょう。
それは、関係のもつれの元を辿ると、きっかけはほとんどが「些細なこと」だったりするものです。たぶん、語るに値しないレベルでのつまらないこととか…。そのときの感情というのは、相手の一面から受けたものでしかありません。
ですが、私たち人間はそこで「色メガネ」をかけてしまうんですよね。
そして実際には全然そんなことないのに、負の感情からの先入観を持ってしまうんです。
これほど当てにならないものもないんですが、それでも根深く心に染み込んでしまうのが、先入観の厄介なところです。
ウチの塾生である高校生の女子が中3で入塾してきたときに、こんなこと言ってました。
「AQURAS辞めた人たちから、塾長が厳しくて宿題が多いから絶対に入るの辞めな!って学校で言われてたんですけど…実際来てみたら全然そんなことないのに(笑)」
「実際ここにずっといて分かったけど、単に辞めた人たちが自分の弱さを棚上げして、悪口言って発散してただけなんですね(笑)」
彼女に救われたのは、彼女がどんな悪評が立ってようが、自分の目で見て確かめたモノを信じるという信念を持っていたことでしょうか。
年頃の難しい女子が周囲に多い中で、しっかりした価値観を持っていた彼女は、最終的に中学校でも学年5位以内の常連となり、県立御三家に次ぐ難関の千葉東高校に進学して、今も変わらずウチの塾に通い続けています(笑)
実際にどんな良いモノを提供する塾であったとしても、入塾希望者に対して周囲からのネガティブキャンペーンをされてしまったら、来る前から「あの塾はそういう塾なんだ…」というイメージがそこで確定してしまいます。実際、面談になる前にキャンセルになったケースもありました。
本当はとてもその子に合っている塾だと思っても、その「真」の姿を見抜くことはほとんど不可能。先入観に縛られて、“腫れ物に触る” ような態度になってしまい、結局その子自身が入塾して頑張りたいという気持ちにつながることはないでしょう。
私は、基本的に「色メガネをかけない」という対応をしています。
先入観のみで人を判断することを、強く戒めているんです。
周囲の「情報」だけで、相手の一面を見て頂いたイヤな感情とか、否定的な思いで全人格を決めつけてしまったら、その人を見誤ることは必至です。
色メガネを外して相手を観察していれば、思わぬところから相手の良いところも垣間見ることが出てきます。自分の嫌いな人が善行をしたのを目撃したら「あいつ、意外といいとこあるじゃん!」みたいな経験をされた方もいるのではないでしょうか。
色メガネを外した透明なまなざしなら、ふとした瞬間に相手が垣間見せる「真」の姿を見逃すことはありません。
相手の違った面が見えてきたら、仲の悪い部活の先輩は厳しけれど自分に目をかけてくれてる良き先輩に、自分を遠ざけているママ友は人見知りだけど控えめで心優しいママ友に、良い変貌を遂げる可能性も十分にあるわけです。
人に対する好ましくない感情やネガティブな評価の背景には、色メガネをかけた自分がいるのだということを自覚できたら、それは人生を変える大きな気づきだと思って下さい。
それを外したら、見え方はガラッと変わったものになるはずです。
そして、その視線の先にある相手の「真」の姿が次第にはっきりしたモノになってくる。
そのとき、人間関係が原因と思っていた不安や悩み、心配事も「そういえば、そんなことあったかな…?」ということになるんです。
少なくとも、私はそう思えるようになりました(笑)