//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
AQURASから塾を探している親御さんに、スペシャルプレゼント
>「学習塾業界が絶対に教えたがらない“不都合”だらけの禁書目録」を欲しい方はこちら
※PDFにて添付、冊子ご希望の方は当塾H.P問い合わせフォームより要メール
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////
「成績が良い子って、ほんとズルいよね。なんでこんなに世の中不公平なの?」
「神様って、本当にひどい。なんでみんな公平な能力にしてくれないの?」
そう言っているウチの女子がいます。
言い方や捉え方の問題もありますが、要は、なんでこんなに私は恵まれてないの…?
と言いたいのでしょう。
周りはみんな優秀なのに、なんで私はこんなに苦労して勉強しなきゃいけないの…みたいな感じでしょうか。
彼女にとっては「アンフェア」な世界なんでしょう。
自分で切り開く覚悟が足りない、他力本願だ…そう言えば、話は簡単に終わります。
敢えて私は、別の角度から攻めようと思います。
私は、勉強ほど「フェア」なものはないと思っています。
なぜなら、勉強はすればするほど(もともとの学力の出発点に差があるとはいえ)必ずできるようになるからです。努力すればするほど報われる、数少ないジャンルのはずです。
対人関係やビジネスなど、努力して頑張っても報われないことなど世の中にゴマンとあります。それに比べたら、勉強に関しては周囲など関係なく、自分が頑張ればいくらでもできるようになるし、いくらでも飛躍していけるんです。
それに比べて、運動神経やスポーツの世界ほど「アンフェア」なものもありません。
50mや100mを走るのが大好きな子が、どんなに練習を重ねても、ウサイン・ボルトのような世界新記録を狙える短距離ランナーになれる可能性は、限りなくゼロに近いわけです。
野球とかサッカーとかでも、どう見てもズバ抜けた動きをする奴がいます。
もちろん本人の努力もありますが、プロになれそうな連中とかは、もはや次元が違い過ぎて、ライバルにすらなれないケースも多いはずです。
私も中学では硬式野球のクラブチームにいたので、次元が違いすぎる連中をたくさん見てきました。中でも際立って違い過ぎたのは、生まれながらの身体能力でした。
こればかりは、努力して埋められるものではないんだなと失望したものです。
私がいたチームの4つ上に、巨人でまだ活躍されている高橋由伸選手もいましたし…(苦笑)
お会いしたこともありませんが、「プロ野球の予備軍」と言われたあのチームでも次元が違う方だというのは聞いていて、どんな方なのかと考えるだけで恐ろしいですが(笑)
こういった運動神経やスポーツの世界に比べれば、勉強など間違いなく「フェア」な勝負なんです。
「プロ野球選手になりたい!」と言ってどんなに努力して練習しても、プロ野球選手になるどころか、甲子園常連校からスカウトがかからない子などいくらでもいるわけです。
でも、勉強であれば、やればやっただけ間違いなく学力は上がり、進学先の選択肢が広がっていくんです。
成績の良い子が「アンフェア」なんですか…?
何を根拠にそう思っているのか分かりません。それは最初に挙げたとおり、ただ本人が逃げの口実をつくりたいだけなのかもしれませんね。
全部周りのせいにしている姿は見苦しい反面、気持ちを入れ替えて前に進もうと決めれば、いくらでも成績も偏差値も上げていくことはできるんです。
もしあなたのお子さんもそういう思考だったとすれば、そこは自分で気づかせていかなきゃですね。