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最近知人から聞かされた話ですが、驚くべき警察での「珍事」を知りました。
首都圏のある警察署に新しい署長が着任することとなり、署員一同で迎えたそうです。
所轄署の所長には、いわゆるキャリアと呼ばれる警察官僚のエリートが就くのが一般的。
そこで何年か経験を積んで、いずれは県警本部などに戻って、然るべき要職に就くわけですから、年齢も30歳前後ということが少なくないようです。
さて、新任挨拶のそのとき、署員たちにとって驚くべき光景が…。
なんと前に立ったのは、キャリアの新署長の母親だったというのです!!!
「ウチの息子がこの度…(以下省略・笑)」
へ…?へ…?へ…? おいおい、これガチな話か…?
本当にガチな話でした(笑)
ひとしきり演説をぶったのですから、署員たちの反応はもはや推して知るべし…。
唖然、呆然を通り越したのは、想像に難くありません。
就任初日から、新署長の権威が失墜したのは、もはや言うまでもありません。
それにしても、母親も母親ですが、息子も息子といったところでしょうか。
仮に母親が子離れできていなくて同行願ったとしても、フツーに一般的常識が備わっていれば「何考えてんだ?来るなよ!」くらいぶっ放していいものでしょう。
それをしないというのは、もう立派な大人、それも何十何百もいる警察官の上に立とうとする者の振る舞いとは到底思えませんよね。
もちろん、このケースが一般的だとまでは言いませんが、程度の違いこそあれ、最近では似たようなことが様々なところで起きているのではないでしょうか。
度を過ぎた過干渉が、子どもをスポイルしてしまう。
その懸念は、どんどん強くなるばかりです。
子どもに対する過干渉は、まさしく「毒」以外の何物でもありません。
過干渉の背景には、子どもを「私のモノ(所有物)」と思う心があるからでしょう。
早々にその愚かな心を断ち切れば、親子関係は清々しく、軽やかなものになるのに…といつも思ってしまいます。
昔と今を比べて、親子関係は随分変わりました。
子どもは親子の適度な距離間の中で自然に自立し、兄弟姉妹関係に揉まれながら長幼の序や弱者への思いやりなど生きる上での大切な知恵を育んでいました。
今では少子化の加速で子どもの数がめっきり減り、親は子どもに手をかけ放題です。
しかも、受験競争がこれに拍車をかけ、いい子にしていれば、勉強さえしていれば、あとはすべて親がやってくれる…これが特殊ではない時代になりつつあります。
自分で判断して行動できない、指示があるまで動こうとしない…。
こういった若者の傾向の根幹には、間違いなく、小さい頃のそんな親子関係にあると、私は確信しています。
私の指導方針は、そんな時代の流れに立てついてるだけで終わるのか、それとも、ほんのわずかでも自分で考えて行動できる人材を輩出することができるのか、そんなこんなで葛藤しながら、今日もまた仕事したいと思います(笑)
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