西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。
他塾さんが成績アップ・志望校合格を掲げるところがほとんどの中で、ウチの塾だけは指導方針の路線がズレているというか、自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという方向性で、塾生たちの指導に邁進して早12年が経ったというか。
師走に入りました。
今も塾生及び親御さんとの三者懇談が連日続いています。
仕事柄、色々なメディアに目を通しているようにしていますが、文春オンラインに載っていた内容を取り上げようかなと。
作家・橘 玲 氏が社会の残酷すぎる真実を解き明かした著書『 バカと無知 』(新潮社)から抜粋した内容になりますが、知能・能力が大きくばらつく社会の実態を紹介しています。
まぁ、如何せんキャッチの見出しが『日本人の6人に1人は偏差値40以下、5人に1人は役所の書類を申請できない…“見えない格差”をつくった知識社会のザンコク』ですからね……なかなか重い(爆)。
書かれている内容を先にまとめてしまうと、要は
(1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。
(2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。
(3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。
驚いたのは、なんとこのような惨憺たる結果にもかかわらず、日本人の成績は先進国で1位だったということ。
で、さらに、OECD加盟の国の平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると、
(1)先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。
(2)先進国の成人の半分以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。
(3)先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。
とまぁ、極端ともとれる見解がズラズラと……。
そして、アメリカ国内の成人のリテラシー調査ともなると、
(1)アメリカの成人の43%は仕事に必要な文章読解力がない。
(2)同じく34%は仕事に必要な図表課題をクリアできない。
(3)同じく55%は仕事に必要な計算能力がない。
この調査では学歴別の結果も調べており、高度な事務作業に必要な計算スキルをもつ成人は大卒では31%だが、高卒では5%、高校中退では1%しかいないとのこと。
この「学歴(知能)格差」によって白人労働者層が仕事を失い、トランプ前大統領の岩盤支持層になったそうです。
これらの結果というのは、学力(偏差値)がベルカーブになることを考えれば、当たり前ではありますが。。。
正規分布では、平均(偏差値50)から1標準偏差離れた、偏差値40~60の範囲に68・3%の事象が収まる。2標準偏差離れた偏差値60~70と30~40はそれぞれ13・6%、3標準偏差離れた偏差値70~80と20~30はそれぞれ2・15%だ。
日本では高い偏差値ばかりがクローズアップされる流れができているとはいえ、実は、人口のおよそ6人に1人は偏差値40以下であることを知っていた人ってどれぐらいいるんでしょうかね。
どうしてもホワイトカラーを良しとする都市部の受験者人口が圧倒的なわけですが、このような低偏差値帯の方々というのは、高度化する知識社会のなかで「見えない存在」にされてしまっているわけですから。
作家・橘 玲 氏の主張として、
●税務申告書から生活保護の申請まで、説明を読んで役所の書類を正しく記入するためには、偏差値60(MARCHや関関同立)程度の能力が必要になる。
●そうなると、自力で申請できるのはせいぜい5人に1人で、残りは(お金を払って)誰かに頼るか、あきらめるしかない。
●この現実に気づかないのは、社会を動かしているのが高学歴のエリートで、自分のまわりにも同じような高学歴しかいないからだ。
という内容で文面が締めくくられています。
正直、文面を読み進めるうちに、私自身も色々と考えさせられる内容でした。
税務に関する知識、社会保険に関する知識、借金することの可否など、それなりの知識と知力が必要とされます。
学力をある程度有していなければ、このような日常生活や人生においても事の本質を正しく理解して、見極めることが困難になる可能性が大いにあること…よくよく考えれば怖い話としか思えません。
それにしても、大学受験の偏差値60というのは、高校受験の偏差値に換算すれば、偏差値70ですからね。。。
高校受験で偏差値70となると、全中学生の上位1%しかいないわけで、この話の通りに解釈していくと、ほとんどの学生が搾取される側の人生に回されることになるという、トンデモ理論が発動してしまいます(爆)。
さすがにそこまでは極端でしょうが、いずれにしても、学力がないということは、幸福感を多く得るための賢く生きる人生設計において、大きな障壁になりかねない…ということは確かですかね。
だからこそ、都市部の教育熱心な親御さんが小学校のお受験や中学受験に向かわせる動機も、分からなくはありませんね。
ただ、それだけが正解ということは決してないというだけです。
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