物事というのは、ほとんど計画通りに進まないもの。

西船橋・稲毛の学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

さて、今回の定期テストで、西船橋工房の高校生が偉業を達成してくれました!

なんと、学年1位を奪取です!!!
それも、全科目総合で学年1位です!!!

いやー、素晴らしいです☆彡
この子は高校で特進クラスにいるので、そこで1位は、実質学年1位ですから。

もともと堅実で、几帳面なぐらい几帳面な子でしたから、これだけの快挙を達成したにも関わらず、実はそんなに驚きはないという…。中学校のときから、いずれ必ず芽が出てくるのは分かっていましたから。

まだまだ夢の始まりでしょうか。
ここからの本人の更なる快進撃を、私どもも後方支援に徹していきたいと思います。

さて、今回はNEWSポストセブンの記事より興味深いフレーズをご紹介します↓

全文だと長すぎるので、あくまでも抜粋にて…ですが(苦笑)。

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昨年、コロナ禍で海を渡ったアラフォー女性・ NATACOさんが、海外(トルコ)でのリアルな生活、そこで気付かされた「日本人の時間の考え方」について語った。

(中略)

私が東京にいた頃は、よっぽどの時間がない限り、朝の挨拶のあとに世間話をした記憶がありません。しかし、トルコでは挨拶からの「元気ですか?」が当たり前なんです。

そこから、さらに時間をかけてコミュニケーションを取ります。今朝しゃべった相手と一時間後に電話をしたとして、その都度に「元気?」としつこいくらいに元気かどうかを確かめられます。

人と人の関わり方がドライな東京とは全く違います。「時間に追われる」という感覚がないのです。

会う一人一人に対して自分の心にゆとり、時間に余裕がないと「元気ですか?」と話しかけるコミュニケーションは、なかなかできない気がします。

しかし、この時間との向きあい方には、移住当初は戸惑いました。トルコでできた友人と約束を取り付けようとしても、だいたいが明日、または明後日まで。一週間先の予定を決めたいと私が言っても「近くなったら決めよう」と言われます。

日時の約束が決まっていないことに私はストレスを感じ始めていたのですが、逆にトルコの人は、時間を決めたり、時間が決まっていることにストレスを感じているように見えました。

商品の納品を発注した業者に「この日までに作業を終えて納品してほしい」と伝えると「どうしてあなたの決めた日時に終わらなきゃならないの?完成した時が、期日です」と言われたことがありました。

これは特別なケースのように思うかもしれませんが、水道が故障して水道業者に頼んでも、友人に、貸したものをこの日までに返してほしいと言った時も彼らは驚いていました。

こちらがスケジュールを決めることに怪訝な表情を浮かべるのです。

トルコの人にとって「期日」は「おおよその目安でしかいない」と、私は解釈している最中です。

一方で、これは「計画性がない」とも言い換えられると思います。

ネガティブな印象ですが、その時の状況次第で決めればいいという、柔軟性の高さも感じています。

日本だとよく会社などで、部下や仕事仲間の失敗に対して怒っている人がよくいますよね。

でも、トルコの場合、その時々で、みんな冷静に淡々と対応していくだけ。すぐに解決策をみつけようと話し合いが始まります。

感情的になることはなく、傍から見たら“想定外”が当たり前のように進んでいくのです。

一度、トルコ人の友人に「どうして予定や計画を決めないで冷静でいられるの?」と尋ねたことがあります。彼女はこう言いました。

「計画するからうまくいかない時にパニックになるんだ。物事はほとんど計画通りに進まないものだって知ってるでしょ?」

先のことを具体的に決めないので、毎日がある意味で“想定外”であり、それに対応するのが当たり前。そんな感覚なんです。そして、その彼女にこう言われ、ひどく落ち込んだことを思い出します。

「どうしてあなたは時間と計画の話ばかりして “元気にしてた?”とか “昨日は何したの?”とか、人間らしい会話をしないの?あなたはロボットみたい」

生まれてから人生の大半を日本で、東京で過ごした私は、思えば、ずっと時間に追われていたように思います。

子供の頃は学校や習い事で時間を細かく区切られ、社会に出てからは仕事とプライベートで、気づけば「時間がない」と焦っていました。

計画性があれば無駄を省け、効率よく物事が進み、結果、楽しく有効に時間を使えると信じて生きてきました

でも、トルコの人たちの目に写った私の姿は、人間らしさのないロボット。全く人生を楽しめていないように見られたのです。しばらくは本気で落ち込みました。

トルコにもいろんな人がいますし、なかには、細かく予定を決めたがる人もいるかもしれません。それにしても、多くの日本人みたいに時間に支配された生活をしている人を、トルコで私は見たことがありません。

移住から1年が経ち、私も「効率」や「時間の無駄」という言葉をあまり使わなくなりました。

なぜなら、その「価値」と「意味」を共有できる人がいないからです。

時間は無限ではないはずですが、日常生活で焦るほどに時間がないわけではない、という意識なのでしょう。

最近では「焦らない」ということがやっと身についてきたのも、私が焦っても相手が焦ることは絶対ないからと気づけたから。私も徐々に変化しているのかもしれません。

参照:NEWSポストセブン

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私の哲学の中で、金と時間どっちが大事かと聞かれたら、確実に、迷わず「時間」を獲ります。

お金など、時間があればいくらでも稼ぐことができるからです。

これは元.大阪府知事の橋下徹さんも同じことを言っていますが「20代に戻れるのであれば、全財産を投げうってでも戻りたい。何億何十億だろうと全部失って構わない」と。まったくもって同感です。

ですが、時間だけは、どんなに大金を積み上げたとしても、手に入れることはできません。

何億何十億払ったところで、若かりし頃の姿や人生に戻って、もう一度新しい人生をやり直すことができないのですから。。。

ただ、ウチの塾は学習計画を立てて塾生自身で自己管理させるように仕向ける塾ですので、やはり時間がどれだけ大切かを普段から説いているわけですが、時間そのものが大切であるという私の哲学は特に変わりません。

上記の記事から学べるのは、何か。
これこそ、今日読者の皆さんに伝えたいことなわけですが、、、

「計画するからうまくいかない時にパニックになるんだ。物事はほとんど計画通りに進まないものだって知ってるでしょ?」

というこのフレーズです。

要は、計画を立てても、その通りに進むことはまずないということ。これはオトナであれば、誰でも分かることではないかと。なので、常に状況を読み取って、修正を加えていくことが不可欠です。

塾生たちの学習計画を見ていると、やはり中学生だなと思ってしまうのですが、学習計画を立ててもその通りにいかないことを想定できていない者が非常に多い

みんな、学習計画通りに、最後まで脱線せずに、最短距離でできるものだと思い込んでいる。そもそも、その時点で間違いなく計画が脱線します。

その理由は、

毎日がある意味で“想定外”であり、それに対応するのが当たり前。

というフレーズの通り、基本的には、日常生活で想定外の事態などいくらでも起こるからです。

そのような想定外の事態が起こることを織り込んで、それでも計画を完遂できるよう余裕を持たせて、学習計画をプランニングできる者は、大体が成績上位層に固まります

逆に言うのであれば、成績上位層に食い込みたいと思う者こそ、普段の学習計画のプランニングを入念に再考を繰り返して、多少の想定外でも学業のペースが乱れなくて済むように、

余裕を持たせた学習計画に仕上げるよう自身の価値観をアップデートして必要があるということです。

それにしても、国が違えば、文化が違えば、時間に対する概念も大きく変わるものだなと。

先ほど登場したフレーズ、

多くの日本人みたいに時間に支配された生活をしている人を、トルコで私は見たことがありません。

というのは、高度に文明やテクノロジーの発展によるライフスタイルの向上が生み出した、現代社会におけるアンチテーゼなのかもしれませんね。

どーでもいい、くだらない私的な話なんですけど、私は働きたい場所に東京を選びませんでした。大学の同級生たちがどんどん都内の上場企業に就職していく中で、敢えてドロップアウトしたというか。

その理由は、朝の満員電車がダメだったから(苦笑)。

朝の満員電車に乗ると、いつも立ち眩みを起こして、しょっちゅう倒れそうになってました。圧迫感による息苦しさが生理的に受け付けないんですかねぇ~。

多くの読者の方が都内に勤められていると思うので、こうやって書くのも申し訳なさを感じつつ…(汗)。

身体がついていかないというか…田舎のローカル線での通勤なら、いつも元気に仕事に行けそうなんですが(笑)。ホリエモンの「満員電車に乗って苦しんでも、いい仕事はできない」の言葉の通りかなと。

時間の中身を追求することは、生産性を上げることだけでなく、人生を豊かにするという点でも、大事な大事な作業となることを伝えていきたいものですね。

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