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最近知った話なんですが、親子や兄弟姉妹は当然外見が似ているわけですが、実は脳の形も似ているそうです。
とある父子の脳画像をWeb上で見比べてみたら、なんか似てるな~という印象を受けました。これは兄弟も同様でした(気のせいかもしれませんが)。
いや、脳そのものが似ているというより、フォルムが似ているんですよね。
もし車に例えるなら、プリウスがBMWよりもアクアに雰囲気が似ているといったところでしょうか(プリウスもアクアもトヨタ自動車の車種です)。
与える印象は同じなんですが、よく見るとすべてのパーツも設計図も違う…という感じです。
例外は、一卵性双生児です。
一卵性の場合は遺伝子が同じなので、脳も同じ設計時でつくられています。
ただ、これは育った環境や好奇心によって、脳の成長の仕方が変化することがWeb上でも紹介されていました(私もこの分野は未だに勉強中の身です)。ですから、脳の設計図が同じ一卵性双生児であっても、成長するにつれて、だんだんとその子独自の特徴が見えてくるというのです。
兄弟姉妹であれば、第一子、第二子というように、そもそも家庭における環境が大きく違います。1人目のときには神経質なほど慎重に子育てをしていたお母さんも、2人目、3人目になると上手に手を抜いている…ということも十分あり得る話です。
選ぶことのできない、兄弟姉妹の生まれ順といった環境要因が、生まれた時点でどの子どもにもすでに存在しているんですよね。
ですから、子どもが何人かいれば「同じように育てたのに、お兄ちゃんは優秀で、弟はなんでこんなに成績が悪いのか…」というような悩みを持つお母さんも少なからずいることでしょう。兄弟姉妹は似ていても、やはり違った脳を持っているので、差は出てきます。
一方が「兄」で、一方が「弟」という違いがある以上、厳密には「同じように育てる」ことは不可能です。
さらに言うなら、脳の設計図も育った状況も違う兄弟を「同じように育てようとしたから」こそ、能力に差が出ているとも言えるのではないでしょうか。
兄弟姉妹、それぞれに合った育て方をすれば、その子自身が持っている固有の能力を伸ばすことができるはずです。
ですから、親は子どもをよく観察して、その子の好奇心はどこにあるのか、どのように関わっていったら伸びるのかを常に考える必要があると思います。
ここまで書いてきて少し難しい内容になってしまいましたが、要は、子どもの能力が伸びるのも、伸びないのも、親の関わり方次第ということです。
その子にあった方法を見つけてあげることができれば、どんどん実力を発揮できる子に育っていくはずです。そのためには、その子の好奇心のネタを見つけてあげることを大切にして下さいね。