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AQURASはG.W休講でお休みですが、ブログだけは何とか更新します。
このブログを読んで下さる皆様にも、実りあるG.Wを過ごされることを願っております。
さて、本日の朝日新聞に興味深い内容が載っていたので、ご紹介します。
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親「もっと頑張れ」→子の生活力向上せず 調査結果発表
「もっと頑張りなさい」と保護者が子どもを叱って励ましても、自立した生活を営む力は向上しない――。そんな結果を国立青少年教育振興機構が1日に発表した。
(中略)
「自分と違う意見や考えを受け入れる」「ナイフや包丁でリンゴの皮をむく」「上手に気分転換する」などを「生活力」と位置づけて、体験活動や保護者の関わりとの関係を見た。
その結果、小4~小6では「よく『もっと頑張りなさい』と言う」など、保護者が叱咤激励(しったげきれい)する度合いが高くても、生活力に違いは見られなかった。一方、保護者が自分の体験を話したり、「山や森、川や海など自然の中で遊ぶ」といった自然体験や家の手伝い、読書などをしたりする子どもほど生活力が高かったという。
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これって、私も普段からブログに書いたり、お父さんお母さんに申し上げたりしているのですが、
「勉強しろ!」「勉強しなさい!」とお子さんに言っている親ほど、子どもの成績が悪い
と、ほぼ似たような感じになっていますね。
成績の良いお子さんに共通しているのは、お父さんお母さんが「勉強しろ!」みたいな一言をお子さんに無責任に吐かないご家庭だということです。
お父さんお母さんご自身が大して勉強してこなかったのに、“子どもの将来を考えるから「勉強しなさい!」と言うんです。分かってもらえます?”と入塾面談で豪語されていたお母さんがいましたが、残念ながら撃沈してもらいました。
「お母さん自身ができなくてしてこなかったのに、お子さんにだけは要求するんですか?」
「子どもは親の背中を見て育ちます。お母さんがしてないのに、お子さんができるわけないでしょう」
「お母さんご自身のことを棚に上げて、子どもには要求する。都合よすぎですよね?」
ここまで言うと、大体のお母さんは黙り込むか、逆ギレを起こしてくれます。
逆ギレされた場合は、その場でお引き取りしてもらいます。当たり前のことを当たり前に申し上げて、逆上される筋合いはありません。逆上するのも、お母さんの自制が利かない証拠ですし。
お子さんを改善する方法は、意外と簡単なところにあります。
ですので、私はお父さんお母さんには以下のようにいつも申し上げています。
「お父さんお母さんが変われば、お子さんも変わります」と。
本気でお子さんの成績や学力を上げたい、親子関係を良くしたのであれば、それ相応の覚悟は必要になりますが、私がきちんと丁寧にお伝えします。
先ほどの朝日新聞の内容ですが、「もっと頑張りなさい」と言われても、子どもはすでに頑張ってわけで、どうやったらこれ以上頑張れるのか分からなくなってしまいます。
指向を変えて、言葉を変えるだけで、たぶん上記の記事のような結果にはならなかったのではないかと、私は思っています。
少なくとも義務化して良い結果など得られませんよね。
要は、好奇心をどう引き立てるか…そこだと思います。