Bestを選ばずにbetterとなる最適解を狙う理由。

東京や千葉をはじめ、首都圏でも一斉に外出自粛の大号令が出ている最中、私も自前の偏頭痛で苦しんでいたため、外出どころではありませんでした。

今日だけは春期講座含めて休校でしたが、ここまでの一連のコロナ禍での非常時対応や子育てセミナーの準備と実施、そんな悪条件の中での遠方への出張、時間のない中での春期講座の準備は深夜にまで及んでスタッフたちも夜中まで準備に奔走して(もちろん残業代はきっちり出します)、さらには面談・懇談も立て続くという集中業務に、さすがに気力も体力も限界近かったのか、発熱は免れたものの、頭痛薬を飲んでも激しい頭痛が収まらずに現在に至ってしまいましたね。

今は少しだけ復活いて、何とかスタバで気分転換しながらブログ書いてます(笑)。
閉店までの時間にアップできるよう頑張りますw

にしても、コロナウィルスの影響がさらに拡がり、ウチの塾も今後どのように塾生たちに安心して指導ができるかをずっと考えていますが、こういう場合はベストな選択肢などあるわけもないので、私はいかにして最適解を見つけ出すかを心掛けています。

私はパブリックにおいてもプライベートにおいても、ベストを追求するのではなくベターにこだわって生きています。

ベストは確かに得られたときは最高ですが、高い山には必ず深い崖下があるように、常にハイリスクハイリターンの選択を迫られて生きるのは、リスクヘッジ的にも精神衛生的にも良くないと考えるからです。

もしベストを得るために闘うのであれば、必ず代替案を用意する必要が有ります。でないと、ベストな選択とならなかったときの待っている人生での転落度が半端なく深くなってしまうからです。

受験生だと、第一志望の本命だけしか見ようとせず、抑えの学校を全然考えない。リスクヘッジを提言しても一切聞く耳持たない、それで上手くいけばいいけどいかなかった者のどん底に堕ちていく様を、私もこれまで数えきれないほど見てきました。

現実を見ようとせず夢や理想だけに囚われて、まったく耳を貸さなかった者が大きな失敗をしたときに「なんで塾長は私を止めてくれなかったの?あり得ないでしょ!?」と、本人の恐らくは分かっていても弱さゆえについ出てしまう八つ当たりのセリフに、私は「散々指摘してきたのに、言うことを全部撥ねつけたのはおまえだろ!」と言いたくなるのを抑えつつ、まずは吐き出させようとしていますが、こればかりは人によりますかね。

東に日本大震災でも最強クラスの津波が当時最強だった堤防をあっさり破壊して「あの最強の堤防があるから問題ない」と避難しなかった高齢者が次々と犠牲になり、熊本地震では最初の震度7で「もう来ないだろうから、避難せず家にいる」と判断した高齢者が2回目に来た震度7の本震にやられて家の下敷きになって犠牲になった…など、過去の事例や判断など、何の役にも立たない時代になりました。

だからこそのリスクヘッジの重要性を、子どもの頃からいかに身につけておくのか…ウチの塾は、常にそのような視点を塾生に持たせるよう、今後も指導していきたいですね。

順調にいくことしか考えていない大甘で自爆する若者に育てないためにも。
そういう意味でも、私はまだまだ倒れるわけにはいかなそうです。



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