西船橋・稲毛の学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。
夏期講習で頑張って来た塾生たちの反応を見ていると、自分なりに考えて工夫を重ねて、ようやく自分自身でも納得できる成果を挙げた者たちの充実感ある表情を見ることができます。
ウチの塾は、あれこれ言わないで自分で試行錯誤を繰り返して己自身の回答を導き出すスタンスですので、何でもかんでも周囲や親からお膳立てされて用意されないと何もできない子はあまりいません。
仮にいたとしても、早々にウチの塾からリタイアせざる得ない状況に追い込まれるのは良いか悪いか別として。。。
おかげさまで、一般のお子さんたちよりも過信せずに己自身を客観的に捉えられる塾生の方が多いですね。
毎回のテスト結果で喚き散らす者もほとんどいないですし、そういう点では、ウチの塾は塾生たちの頑張る姿を多々見れるという点で恵まれているのかもしれません。
ただ、世の中には相当数の自意識過剰な方もいて、想定を甘く見積もったが故に予想以上の損害を食らったり、周囲に迷惑をまき散らして不幸に落とし込む方もいると思います。
自己肯定感の高い低いが論議されるここ最近の社会情勢ですが、自己肯定感を高めることと、自意識過剰に堕ちるのは紙一重です。いつも塾内では言ってることなんですが。
今日はちょうどそんな内容が書かれた記事を発見したので、ご紹介します↓
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世の中には、仕事やプライベートが順風満帆なことで、やたらと自慢話をするなど、周囲を不愉快にさせる傲慢(ごうまん)な言動をする人が、少なからずいます。
そうした人を「てんぐになっている」と表現することがありますが、一方で、あらゆることが順風満帆であっても、てんぐにならない人もいます。
「てんぐになる」人と「てんぐにならない」人の差は何なのでしょうか。心理カウンセラーの小日向るり子さんに聞きました。
自己愛の強弱に鍵?
Q.人がてんぐになるのはどのような場合ですか。
仕事やプライベートなど、自分の周囲のことが順風満帆なときでしょうか。
A.「仕事やプライベートがうまくいって、人生が順風満帆なときは、誰でも気持ちのよい状態になります。ただ、その状態自体は『てんぐになる』とはいいません。
『てんぐ』の意味は『高慢な(思い上がって人をあなどる)こと。自負すること。また、その人』(広辞苑)です。つまり、思い上がって自慢し、その自慢話を聞いてくれる他人がいなければ、てんぐにはなれないのです。
そのように考えると、てんぐになるときというのは、いい気になっている本人の自慢話を聞いてくれる人、あるいは、聞き流して指摘しない人(傍観者)といった他者の存在があることが条件になります。まずは、周囲の人と共存している環境が、てんぐになる前提条件だといえるでしょう」
Q.順風満帆であっても、てんぐになる人もいれば、てんぐにならない人もいます。この差は、どのようにして起きるのでしょうか。
A.「『自己愛の強さ』が、てんぐになる人とならない人を分ける大きな要因になるのではないかと感じています。
自己愛が強い人は、物事がうまくいっていない時でも、『自分には本当はもっと能力があるはず、成功するはず』という自信を持っています。物事がうまく回りだし、前述した環境要因がそろうと『ほらみろ!』とばかりにてんぐになっていくのです。
一方、てんぐにならない人は自己愛が強くはありません。このタイプの人は人生が順風満帆でも、『自分なんてまだまだ』と謙遜する気持ちが強いのです」
Q.てんぐになってしまうと、自分自身では気付けないことが多いようです。なぜでしょうか。
A.「心を落ち着けて自分の内面と向き合う、つまり、『内省』する余裕がなくなるからです。
気付きを得るためには、内省が必要です。しかし、仕事やプライベートが順風満帆のときには、多くの人が仕事も忙しく、付き合いも多くなって人脈が広がり、そうした人々と遊ぶ時間も増えてくるため、内省する時間が持てません。
また、順風満帆な人に便乗して利益を得ようとする人が、本人をおだてることで、ますます増長してしまい、自分を客観的に見られなくなるケースもあります。
傲慢な言動や態度に嫌気が差した人が去り、あり余る時間が残り、そこで初めて内省の時間を持ったことで、『あの時の自分はてんぐだった』と気付く人が多いのはそのためです」
Q.身近にてんぐになっている人がいる場合、どのように接すればよいでしょうか。てんぐになっていることをいさめてあげた方がよいのでしょうか。
A.「接し方は、てんぐになっていることを指摘するか、あるいは相手にしないことです。てんぐになっている人は意気揚々としているのですから、そこに水を差すようなことを言うと、あからさまに不快感を示される可能性が高いです。
中途半端に関わると、お互い不快な気分になって傷ついて終わるだけです。そのため、指摘する場合は『てんぐになっていることを分かってもらいたい』という強い意志が必要なのです。
逆に、そこまで関わる情熱がないのであれば、全く関わらないようにすることです。 そして、最も行ってはいけない関わり方が、順風満帆な人から何らかの利益が欲しくておだてることです。
てんぐになっている人の自信や高慢がくじかれたときに、共倒れになる可能性があります」
Q.てんぐになると、他人からの信用など多くの大切なものを失うように思います。てんぐにならないために、普段からどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
A.「余裕を持つことが大切です。余裕とは『時間の余裕』『心の余裕』の両方です。例えば、予定を4つ入れられるときには、あえて3つにしてみましょう。3つにすれば、電車に乗る前に待ち時間ができるかもしれません。 そうすることで、待ち時間に過去の振り返りをすることもできます。
『傲慢な言い方だったな』『自慢が過ぎたかな』など、余白時間があるからこそ気付くことがあります。順風満帆に物事が進みだすと、気持ちが乗ってきてオーバーワークも気力で乗り切れてしまうのですが、そういう状態のときにこそ、予定を詰め込まないように意識して生活することが必要です。
老子の有名な言葉に『足るを知る』というものがあります。これは、身分相応に満足するという意味だけでなく、『足りないものを見るのではなく、すでに足りていることに着目しなさい』という意味もあります。自分はすでに足りている、ということを意識すると、自然と余裕が生まれてきますよ」
参照:大人んサー
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