ホリエモン「今の教育って自意識過剰な人が育ちやすい」⇒その通りです。

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稲毛スポーツセンター工房のすぐ近くのマンションの下でお祭りがあったので、塾生連れてその雰囲気を少し味わってきました。祭りに焼きそばは、よく似合う(笑)

 

 

さて、今日は雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の対談コラム「なんかヘンだよね」から、ホリエモンこと堀江 貴文氏と2ch開設者のひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語っているので、そこから話題を取り上げます。

 

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バングラデシュのテロ事件で、重要なのは教育を変えること

 

ホリ 最近はテロが多いね。去年のフランス同時多発テロはまだ記憶に新しいし、この間はバングラデシュでも起きた。バングラデシュのテロでは、多くの日本人が被害にあったから、日本でも連日のように報道されてたよね。

 

 

ひろ そうですね。ただ、今回は日本人が狙われたのではなくて、テロリストが狙ったレストランにたまたま日本人がいたってことだと思います。

 

 

ホリ 今回のテロ実行犯って、貧しくてまともに教育を受けてないような層ではないみたいだね。バングラデシュ政府の発表だと、メンバーのほとんどが裕福な家庭の出身で、大学に通っていた人もいたみたい。

 

 

ひろ オウム真理教が起こした事件の実行犯も高学歴な人が多くいたわけで、もしかすると高学歴な人のほうが洗脳されやすいとかあるんじゃないすかね。

 

 

ホリ かもね。あと高学歴な人は自尊心が高いから、自意識過剰な人が多くて、童貞とかも多い。そういうことが関係あるのかもしれない。

 

 

ひろ それはあるかもですね。彼女がいて、リアルな生活が充実してたら、普通、テロに命をささげようとか思わないですし。

 

 

ホリ だから、そういう人たちの意識を改革することの方が重要だと思うんだよ。そのためには、やっぱり教育が大切。

 

 

ひろ でも、実行犯たちは高学歴なわけで、一応、ちゃんとした教育は受けていたんですよね?

 

 

ホリ それはそうなんだけど、今の教育って自意識過剰な人が育ちやすいじゃん。だから他人の目を必要以上に気にしてしまう。すると暴力に頼ってでも結論を急ごうとするんじゃないかな。

 

 

ひろ どういうことですか?

 

 

ホリ 頭が良いだけに自分の置かれてる現状に納得してないんだよ。例えば「俺は頭がいいのに、何でバカなアイツの方がモテるんだ」とか嫉妬するわけ。本当はそんなの気にしなきゃいいんだよ。マイルドヤンキー的に、あまり考えず社会に流されて生きてりゃ楽なんだけど、それができない。

 

 

ひろ そのへんの考え方をうまく教育できるといいんですけどね。日本の教育はテストありきで、テストによって成績をつけることが目的になってますよね。でも普通に考えて、社会に出てから時間制限のあるテストって資格試験くらいじゃないですか。多くの人が必死に勉強して受けるセンター試験も、Googleで検索することがOKで時間制限がなければ、たいていの人は高得点が取れちゃいますよね。

 

 

ホリ そうそう。あと、暗記もまったく意味がない。

 

 

ひろ 今の教育って暗記をすることに長時間を費やしてますけど、社会に出て暗記力が必要になることってそんなにないですよね。それよりも、きちんと記録を残したり、必要な情報を探す能力のほうが重要です。そんなわけで暗記させるテストじゃなくて、本当は授業で討論をやったりして「世の中には絶対的な価値観があるわけではなくて、いろんな考えを持つ人がいるんだ」って現実を知らせた方がはるかにいいと思うんですけどね。

 

 

ホリ そうだね。そういう教育が世界中に浸透してたら、バングラデシュのような悲劇は起きなかったかもしれない。

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この対談の内容は、まさにその通りだと思います。
そして、私がこの6年間言い続けてきた通りです。

 

 

少しこの話から趣旨がズレるかもしれませんが、個人的に思ったところを。

 

 

ゆとり教育に入ってから恐ろしく増殖しましたが、子どもに嫌われる覚悟を持てず「友だち親子」として好かれたい親が増えたことにより、甘えずに自立して行動できる子が激減し、さらには、経済優先で消費鈍化を避けたいメディアの情報操作により、そういった親子像がどんどん美化されていって、能力値を過信する子どもがどんどん増えていく世の中の姿が直視されず、ことごとく黙殺されてきました。

 

 

その結果、指導者が次々と精神疾患で倒れていく現場が当たり前になり、教育は単なるサービス業に成り下がりました。

 

 

こんな自意識過剰で中身に乏しい若者が増え続ける限り、これからどんどん、ひとりひとりの生産性が下がっていくでしょう。

 

 

子どもを「強く」育てなきゃいけないと私が提唱しているのは、そんな時代で幸せに生きるために必要不可欠だと、確信しているからです。

 

 

この先の10年が、本当に読めません。

見通せません。

 

 

少なくとも1つ言えるのは、勝てる試合しか受けない軟弱者ではなく、勝てるか分からないけど未知の世界に不安があっても飛び込んでいけるような「挑戦者」であれば、どんな局面でも乗り越えていけるということです。

 

 

私もまだまだ負けてらんないなと、改めて思います。

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