民主主義という名に潜むワナ。

西船橋・稲毛の学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

千葉県も公立高校の入学式が一斉に行われたらしく、新しい制服に包まれた新高1生たちが塾にやって来て、本人に見せびらかす意図はないものの(笑)、塾内では初々しく感じられるものです。

彼ら彼女らが、幸せな人生を送れるだけの光ある社会や時代であってほしいと心から願うわけですが、今はロシアとウクライナ間での武力衝突など、令和の時代にもなって未だに武力行使なんてモノが存在するわけで、ほんとの意味で民主主義とは何なのかを考えさせられる今日この頃です。

日本という国は、戦後の荒廃の中から民主主義と資本主義を標榜して経済的成長を経て、現在に至っています。

これまでは民主主義というものを絶対視してしてきているわけですが、そろそろ立ち止まって民主主義とは何なのかを考える時期に来ているのかもしれませんね。

民主主義と多数決の違いがはっきりしていない読者の方もいるのではないかなと思うところですので、今日はその内容を少し書いてみようかなと。

民主主義と言ったところで、例えば選挙にしても最後は数の論理によって結論が決まるところは、多数決の原理と何ら変わりません。

民主主義と多数決の最大の違いは、決定に至るまでの過程における少数者への配慮の有無です。

民主主義というのは、極論を言ってしまえば、様々な意見を統合しつつベストな回答を創り出していくこと

ある意見のクオリティを高めていくには、それに対する少数派の反対意見が必要となります。反対意見があるからこそ、意見の問題点が浮き彫りになって、さらに高次元の解決策が見いだされてくるわけです。

仮に多数派の意見が採用されるとしても、少数派の意見が決定までの過程で反映されているが故に、少数派も含めた全員が最終的な結論を受け入れていくことになる。

これに対して、多数派の原理のもとでは、単に人数によって結論が定まり、少数派の意見を聞くという過程がない。。。それが根本的な違いですよね。

こんな感じで、民主主義という名のもとにおいては、多様な意見が出るほど結論の妥当性が強化されると考えられていますが、それにも関わらず、日本では未だに「多数派と違う意見を述べる」ことに消極的な態度の人が多いんですよね。

オトナに限らず、個性とか多様性とか謳われているこのご時世に、子どもまでダンマリという。。。個人レベルで優秀な人が集まっても、反対意見も出ることなく誤った意見が採用される展開も相当数存在するなど、個人ではおかしいな…と感じたところで集合体としては受け止めることができなかった…なんてケース、子どもに限らずオトナになればイヤでも目にする光景です。

なぜこんな事態に陥るかと言えば、人間そのものが自分にとっての損得勘定を含めた総合的判断をするからです。

ここで意見を言ったらみんなから嫌われる…みたいな問題解決から離れた要素を勘案して結論を出すようになってしまい、特に優秀な人ほど様々な要素を考慮できる故に本心とは違う意見を述べてしまう…要は、忖度っていうヤツですね。

このようなことが続くと、集合体としての判断は愚の骨頂まで届いてしまいます。

学校だろうと、会社組織だろうと、政治の世界だろうと、トップが部下の意見に耳を傾けずに形式的な独演会を実施するだけでは、次第に腐敗していくだけのこと。

しかも同質性が高い組織になればなるほど、わずかな違いが人事考課の対象となってしまい、妬みの要因が生まれて、人間関係のショートが起きやすくなるわけで。。。

自分と異なる意見を聞くというのは、ときにはストレスも溜まるものです。
ですが、それも含めて、まずは聞くことからすべてが始まります。組織の大小に関係なく。

ロシアの武力行使のニュースを目にする度に、そんなことを考えてしまいます。ウチの塾生たちが社会に出て飛躍的に活躍し、幸せにいける成熟した社会であってほしいなと願いながら。

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