子どもに勉強を教えているのに、ちっとも成績が伸びません。どうしてでしょうか?

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業務が終わらず、昨日はブログ更新できませんでした。すいません。。。

さて、今回はタイトル通りの質問をしてきた親御さんに対する私の回答です。

私は長年の塾の仕事の経験から、気づいたことがあります。

それは「教えない教育」ということです。

「塾講師なのに勉強を教えないのか?」と言われそうですが、「教えない」方が子どもたちの成績は上がっていきます。

実は、最近偶然知ったのですが、驚くことにアドラー心理学の基本的な考え方と同じでした。

「教える」のは簡単です。自分の持っている解決法を伝えればいいのですから。
でも、それは相手にとっての解決策ではありません。

子どもが勉強する目的は、何だと思いますか?

いっときの成績を上げることではありません。
将来、独り立ちするための自己解決能力を身につけるためです。

大人になって壁にぶつかったとき、解決法を教えてくれる人がいるとは限りません。
自分の力で乗り越えていかなければならないのです。

何でも教えてもらう習性がついていると、必ず挫折してしまいます。

また、教えてもらうことに慣れると、指示待ちのクセがつきます。
自分から動こうとしなくなるのです。

自分のために、自分から勉強する。
お子さんにはそういう姿勢を身につけさせましょう。

目先の成績のアップダウンに一喜一憂せず、子どもを長い目で見守ってあげて下さい。

最も大切なのは「教えないで教えること」です。
「教えないで勇気づけをすること」です。

私の経験からはっきり言えることですが、勇気づけがなされている子どもには、何も教える必要がないのです。

たまに、塾にも行ってないのにとても勉強のできる子がいます。
そういう子は、長年のうちに勇気づけがなされているのです。

お子さんが小さい頃のことを思い出してみましょう。
例えば、自転車の補助輪が外れたときのことを。最初は自転車の後ろを持ってあげて練習し、あるときパッと手を放して乗れるようになります。

ずっと支えてあげていたら、絶対に1人で乗れるようにはなりません。

勉強も同じです。
「この問題どうやって解くの?」と聞かれて、「こうやるんだよ」と教えてあげていたら、その子は問題の解き方を覚えません。

満足するのは、教えている側だけです。
まったく子どものためになっていません。

私は塾生に「教えて」と聞かれたら、こう対応するようにしています。
「どこが分からない?」「どうしたら分かると思う?」「どの部分が問題なのか?」と聞き返すのです。

そして、まずは自分で考えさせるのです。
その問題の答えを知ることが重要なのではありません。自分で考えることが大事なのです。

結論を言いましょう。

子どもの教育で重要なのは、「自然な結末を体験させる」ということです。
人は自分で体験したことからしか学べません。

「勉強ができない」という体験、「どうやっていいのか分からないという体験」。
子どもはそうした体験から自己解決能力を身につけます。

そこで必要なサポートが「勇気づけ」に他なりません。
自分のことを考えてみれば分かりますが、私たちは何でも失敗から学んできたはずです。

それなのに、子どもに対しては先回りして失敗させないようにしてしまう。
これは、勇気くじきの最たるものです。

子どもには、小さな失敗をたくさんさせましょう。
それをしなければ、親の役目を放棄したことになります。

どんなに子を想う親でも、子どもの人生を代わりに生きることはできないのですから。

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