人とのつながりの考え方。

西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。

自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

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今年の夏は昨年同様に暑いどころか、昨年よりも早く夏が来てる印象を受けてるというか、暑さが大の苦手な村上にとってはこの夏もまたしんどいなーと思うと、今からため息というか…このままじゃ地球に住めなくなりそう…(爆)

その話題はさておき、ここ最近は歳を重ねたためか、人間関係の在り方なつながり方について考えることが増えました。

子どももそうなんですが、宜しくない友人とつき合うとわが子まで曲がった方向に行ってしまうことが多々あるというか、最近はあちこちで「わが子と悪友の縁を切らせたい」という親御さんが少なからずいるようですね。

わが子の幸せを考えれば分からなくもない考え方ではありますが、敢えてその中で処世術を磨かせるために放置していくのか?という発想が、すでに昭和なのかもしれませんね。

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そもそも、人間全体というか、少なくとも社会で生きている者としては「誰かとつながっていたい」 という根源的な欲求を持っているものです。

これは狩猟生活から離れて集団生活をするようになったときからの本能的なニーズだと思います。

無論、現代社会では自分ひとりだけの力で生きていくことなど到底できないのですから、 むしろ 「どうすればうまくつながりを持つことができるのか」ということに意識の大半を向けているものです。

あまりに意識しすぎてSNS疲れ同様に、人間疲れしてしまっている方もいますし、特にSNSでつながりが具体的に可視化されたことによって、ひとりひとりの疲弊度は以前よりも遥かに増しています。

自分の周りにいる人たちは数えきれないぐらいの人とつながっているのに、自分は全然いない…といった劣等感すら抱くケースも多いですし、気づいたら、いつの間にかフォロワー数が個人を評価する基準のようになってしまっていたりします。解せないです。

はっきり言うなら、個人の能力とフォロワー数に何ら関連性はないですし、すごく優秀なのにフォロワー数が少ないひとなどいくらでもいるわけです。

ですので、つながっている人数などにこだわる必要など全然ないですし、比較することに意味もありません。

むしろ「自分自身の影響力を高めたい」「注目されたい」「存在感をもっと出したい」とひたすらつながりを求めるのは、意外と精神的にツラいものがあるのでは?と感じます。

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人づき合いというのは、単に誰かとつながればいいというものではないと、老婆心ながら私は思うんです。

つながりはしたものの、全然と言っていいほど交流がないとなれば「それはつながりと言えるのか?」という根本的な疑問が生じます。

私たちは、 他者と良好な関係を作り上げるためにつながりを求めているわけですで、 むやみやたらに、つながりばかり増やしても八方美人になってかえって評判を傷つけるだけなんですよね。そんなことなら最初から手を広げない方がよっぽどいいと考えます。

社会科学の分野で、 ダンバー数というのがあります。

これはひとりの人間が良好な関係を維持することができる人数のことなんですが、その人数は、実は150人とされています。

つまり、どれほど努力したとしても 「いい関係」 を構築できるのは、 150人が上限ということなんです。

それを超えてしまうと 「なんとなくつながったもののどうすればいいのかわからない相手」 になってしまいます。

読者の皆さんの中にも、いつの間にか疎遠になって声をかけにくくなった人というのが何人かはいらっしゃるのではないでしょうか?

それに、いざ何かを相談しようとして「ふと」思い出すのは大抵が同じような人ばかり…なので、やみくもに数字を増やすのではなく、関係性の質というものを見直す方がよっぽど大事だと思うわけです。

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つながりについて、あともうひとつ。

本当に自分が困ったときに助けになるのは 「強いつながりをもつ人」 ではなく 「弱いつながりをもつ人」の場合が多かったりします。

逆説のように聞こえますが、これは理論的に考えても納得できることなんです。

「強いつながり」の相手というのは、大抵は自分と価値観やバックグラウンドが似ています。 似ているが故に、強いつながりを持てるわけです。

ですが、同じような価値観だと問題に対しても、自分と似たような解決策しか発想できないのが欠点となるのです。

つまり、現状を打破するようなアイデアには至りにくいわけですね。

これが弱いつながりの人だと、価値観などが大抵異なるので、 異なるが故に自分では発想できなかったアイデアやつながりを提供してくれるわけです。

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ですので、自分のセーフティーネットを作りたいのであれば、敢えて身近な人ではなくて、自分と離れたポジションの方との弱いつながりを持っておくことをおススメします。

何でもかんでも 「深く、本音で話せる関係」 が妥当とは限らないということなんですよ。

何事もですが、 肩の力を抜いて目の前の人を大事にしましょうね。 それが本当のつながりですから。。。

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最近は私のブログも、塾ネタよりもオトナの処世術ネタがちょっと多めですね(笑)。良いのか悪いのか…。

そろそろ、塾としても、夏期講座の準備も始めないとですね。

ウチの塾は公立高校を目指す子が大半なので、あくまでも5科をしっかり勉強してもらう塾です。

やるべきことをしっかりやりきったと塾生本人が言えるような完全燃焼まで勉強してもらう塾であるために、この夏も精一杯取り組みたいと思います。

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