努力は必ず報われない…けど、失敗も努力不足のせいではないというね。

西船橋・稲毛の学習塾：学力再生工房AQURASの村上です。

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い！”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています（爆）。

G.Wも終わりますが、ウチの塾はいつもと変わりなく営業し、変わりなく日々の授業をしております（笑）。

私の場合はたまたま学習塾という業種にいるわけですが、塾長やってると同時に経営者としても色々と考えることが出てきます。それは、どの業種の事業者であっても同じなわけです。

毎度毎度、確定申告や決算を迎える度に、ウチの塾はこれで大丈夫なのだろうか？これで業績は問題ないのだろうか？これが自分のやりたかった塾なのだろうか？自分自身はやれるだけのことをやれているのだろうか？と自問自答モードに突入し、煩悩の塊と化していくわけですが…（笑）。

どんなに塾の仕事に真摯に向き合っても、それがエンドユーザーや市場から受け入れてもらえずに、塾を廃業したり閉鎖に追い込まれたり、塾業界から退場を余儀なくされていった同業者や先輩・後輩も私のAQURAS開塾から11年半で散々見てきているわけですが、みんな良い人たちばかりでした。だからこそ、世知辛いなと。

私も当たり前の仕事を当たり前にこなしつつも、次の展開や次の時代を見据えての方策をどんどん描いています。ただ、目の前の塾生の指導が疎かになることは本末転倒ですから、そこだけはブレないように日々心掛けている次第です。

ちょうどそんなタイミングで、ダイアモンド・オンラインの記事に興味深い内容が掲載されていたため、今日はこちらを抜粋してご紹介します↓

—————

努力は必ず報われない。
でも、失敗も努力不足のせいではない。

会社が倒産したのは、努力が不足していたから？

投資が失敗したのは、十分に考えていなかったから？

仕事がうまくいかなかったのは、怠けていたから？

もちろん、それが当てはまる場合はある。だが、それが当てはまるのはどの程度だろうか？それを正確に知るのは至難の業だ。

何であれ、価値あるものを追い求めようとするとき100％成功するとは限らない。うまくいかずに、不運に見舞われることもある。成功した場合であれ、失敗した場合であれ、ある結果がどの程度意図した通りに現実化したものなのか、どれくらい偶然の要素が混じっていたのかを厳密に理解しようとすると、話があまりにも難しく、複雑になってしまう。

たとえば、買った株の価値が5年後に激減したとする。その株を買う判断自体が間違いだったのかもしれない。あるいは、儲かる確率が8割あったのに、たまたま不運な2割を引いてしまったのかもしれない。

どちらが真実なのかを、どうやって判断すればいいだろうか。自分の判断が間違っていたのか？それともリスクが現実化しただけなのか？それは誰にもわからない。