実はカンタン「怒らない技術」10のコツ ~原因は親の”心の枠”~②

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夏期講習の業務に追われ、なかなかブログ更新もままならない日々が続いています。

 

 

さて、今回は前回の続きから。

前回は怒らない技術として「ストップシンキング」と「タイムアウト」を取り上げました。今回はその続きからになります。

 

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3.コーピングマントラ

 

コーピングマントラとは、イライラしたときに唱える魔法の呪文を持つというスキルです。

 

おすすめの呪文は、「きっと何か理由があるはず」です。たとえば、子供がなかなかお風呂に入らないとき。「さっさと入りなさい」と怒鳴らずに、「きっと何か理由があるはず」と口にします。もしくは、子供に「何か理由があるの?」と聞いてもいいでしょう。子供からは論理的な答えなど返ってこないかもしれませんが、そう問いかけることで「子供がすぐにお風呂に入らない理由」を脳はいろいろと考えはじめ、自然と思考系が優位になっていきます。

 

私の場合はよく「それはちょうどいい」を使いますが、自分なりの魔法の呪文を見つけたいなら、普段意識せずに使っている言葉を探してください。たとえば何かを諦めるときに「しょうがないか」とよく口にするなら、それを魔法の呪文にします。

 

 

4.ポジティブフォーカス

 

イライラの原因から目をそらして、子供の良いところに目を向けるのが、ポジティブフォーカスです。

 

誕生日に子供が手紙をくれたとか、子供をいとおしいと感じたエピソードを思い出します。そのために、日ごろから子供の良い部分をたくさん書き出しておいて、怒りそうになったらそれを見返しても良いでしょう。

 

私の場合は、トイレやリビングなどに、息子が生まれたばかりのころの写真を飾っています。この写真を見ると、生まれたときの感動があらためて浮かび、怒りを忘れることができるからです。

 

 

5.クロスポジション

 

学校から帰っても、なかなか宿題をしない子供に、「早く宿題をしてしまいなさい。宿題もしないからテストの成績が悪いのよ!」などと叱っていませんか? しかし、もしあなたが、子供から毎日「もっとおいしいご飯をつくってよ!」と言われ続けたらどう思いますか? 「○○ちゃんのママは英語を学び直して英会話教室の先生をしているんだって。ママも早く仕事探しなよ」などと比較されて、「よし、頑張るぞ!」と素直に思えるでしょうか。

 

このように、感情にまかせて怒りそうになったら、子供の立場になって(クロスポジション)「自分が言われたらどう感じるのか」を考えましょう。そうすれば、子供に伝わる話し方を工夫するはずです。

 

 

【普段から準備できる5つの怒り回避法】

ここまでは10のスキルのうち、怒りが込み上げてきたときにとっさにできる方法を紹介してきたが、怒らない体質にするためには、日ごろからのトレーニングも必要だ。そこで普段から気をつけておきたい5つのスキルについて、解説していこう。

 

 

6.キープメンター

 

子育ての悩みを理解してくれる良き相談相手――メンターがいるだけで、イライラはかなり軽減できます。子育ての先輩やママ友など、悩みを何でも言いあえる相手をつくり、不満をアウトプットすることで、イライラが募るのを防ぐのです。身近でメンターが見つからない場合は、子育て支援センターやインターネット上の子育て支援サークルなどを活用する方法もあります。日記やブログに怒りを書き出すだけでも効果があります。

 

 

7.リロケーションアイ

 

イライラがおさまらないとき、思い切って気分を変える方法が、リロケーションアイです。

 

あるお母さんは、皆が寝静まったのを見計らい、夜中に1人でドライブへ出かけるそうです。日中とは違う特別な空間に身を置いて、車内では大きな声で不満を叫ぶ。時間にして20分ほどでも、胸の内にたまっていた不満がスーッと消えるとのことでした。

やったことがない新しい習い事に挑戦するとか、普段と違う道を通るなど、日常体験していない、少しストレスがかかるくらいのチャレンジをするのがポイントです。

 

 

8.アクトカーム

 

「今日は絶対に声を荒らげない」などと決めておけば、カッとしたときに怒りの暴走を抑える力になります。

 

このように「○○しない」と決めるスキルをアクトカームといいます。「『早くしなさい』と言わない」など、イライラしたときについ口にしてしまうセリフを禁止してみましょう。急にはできないので、「今日の午前中だけ」とか「2日間だけ」など、目標を決めて徐々に延ばしていくといいでしょう。

 

 

9.リフレーム

 

イライラや怒りを感じる原因となっている心の枠を変えてしまおうというスキルが、リフレームです。

 

たとえば、5歳の兄は朝からご飯をたくさん食べるのに、4歳の弟は半分近く残すうえに、食べるのが遅い。これがイライラの原因だったとします。この場合、「上の子が食べるのだから、下の子も食べるはずだ」という心の枠があるのかもしれません。そこで、「兄弟でも、食べる量やスピードが違うのは当たり前」だとリフレーム(考え直し)するのです。

 

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どんどん専門用語が入ってきて、項目名だけでは分かりにくくなってきましたが、言っていることは意外に当たり前のものが多いので、目を通してもらえれば、きっと明日からのお子さんとの関わり方の改善につながるはずです。

 

 

ぜひ、試してみて下さいね。

 

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