
親からの『勉強しなさい!』を終わらせる戦略的学習塾:戦略設計学習塾AQURASの村上です。
お子さんの自走力を高めて、親御さんの見守る姿勢を大事にすれば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいます。
取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。
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それにしても、雨続きの千葉県ですね。
8月の千葉豪雨では、私も実は窮地に陥り、何とか間一髪で救われた感がありますが、その後も台風の影響で授業を臨時休講にしなければならないなど、ウチの塾も色々と影響が及んでいます。
そして、印旛沼の堤防の決壊…さらにはヘビーユーザーの多い内房線の3ヶ月不通など、これでは千葉市から以南がどんどん人口減るのではないか?と危惧してしてしまうわけですが…。
ひとえに言うなら地球温暖化とすればそれまでですが、ヒートアイランド現象など、人間が開発して進化し続けたひずみが相応に生じてきたんだろうなと改めて思うところです。
とはいえ、人類の進化の流れを止めるわけにもいかないし、分かっていてもどうにもならないもどかしさが、こうして無力感にもつながることを感じる今日この頃です。
さて、興味深い調査結果が朝日新聞で報じられていました。
中学受験を経験した人は、大学進学率こそ高い。
…ですが、成人後の収入について見ると、必ずしも「中学受験をした人のほうが高い」とはいえない―そんな内容です。
これを見て「ほら、中学受験なんて意味がない」と結論づけるつもりはありません。
私はこうして長年学習塾を運営してるわけですが、中学受験そのものを否定しているわけでもありません。
私立・国立・公立中高一貫校には、それぞれ魅力があります。
✓ 充実した教育環境。
✓ 特徴あるカリキュラム。
✓ 高い意識を持つ友人との出会い。
✓ 6年間を通した教育。
その学校に合う子にとっては、中学受験によって人生の選択肢が大きく広がることもあります。
ですが、今回の調査結果を見て、親御さんに一度考えてもらいたいことがあります。
それは「中学受験をすること自体が、子どもの将来を良くしてくれるわけではない」という当たり前の事実です。
「とりあえず中学受験」が増えていないでしょうか?
首都圏では、中学受験がかなり身近なものになりました。
周囲のあちこちの家庭が受験する。
同じ小学校の友だちが塾へ通い始める。
SNSには、中学受験情報があふれている。
「高校受験がないほうが楽らしい…」
「大学附属なら安心…」
「できる子たちの中に入れたほうが伸びそう…」
そんな話を聞いているうちに、いつの間にか「ウチも中学受験くらいさせたほうがいいのでは…?」と思い始める。
これは、決して珍しいことではありません。
そして親であれば、できるだけ子どもに良い環境を与えたいし、少しでも将来の選択肢を増やしたいし、なるべく苦労させたくない…そう考えるのは自然なことです。
なので、中学受験を選んだ親御さんを責めるつもりはありません。
とはいえ、怖いのは「中学受験をする理由」がいつの間にかなくなってしまうことです。
☑ 周囲がやっているから。
☑ 有名校だから。
☑ 偏差値が高いから。
☑ 大学進学実績がいいから。
☑ せっかくここまで塾代を払ったから。
☑ ここまで来たら受けるしかないから。
こうして本来は子どものためだったはずの中学受験が、気づかないうちに「合格すること自体が目的」へ変わっていくことも、今すごく増えてきています。
合格した瞬間、親の役割が終わるわけではない
中学受験をして第一志望校に合格した。
家族みんなで喜んだ。
長かった塾通いも終わった。
これで、ひと安心…。
ところが、本当の意味で大切なのは、ここからです。
私がこれまで多くの中高生を見てきて感じるのは、中学受験の成功と、その後の6年間の成功は、まったく別物だということです。
中学受験ではあれだけ勉強していた子が、中学校へ入った途端に勉強しなくなる。
成績がどんどん下がる。
スマホやゲームの時間が増える。
親が「勉強しなさい」と言う回数が増える。
親子喧嘩が増える。
本人が自信を失っていく。
そんなケースは、決して珍しくありません。
中学受験で偏差値の高い学校へ入ったからといって、自動的に6年間伸び続けるわけではないのです。
「良い学校に入れれば伸びる」は、本当でしょうか?
今回報じられた調査では、中学受験経験について「良い友人関係が築けた」「人間的に成長できた」といった肯定的な評価がある一方で、
第一志望ではない学校へ進んだ人などから「勉強への自信を失った」といった否定的な声もあったとされています。
ここには、中学受験を考える上で非常に重要な視点があります。
親から見れば、偏差値の高い学校へ入ることは「成功」に見えます。
ですが、本人にとっては、それまで小学校や塾で上位だったのに、進学した瞬間、周囲が自分よりできる子だらけになる…。
テストを受ければ下位。
頑張っても順位が上がらない。
褒められていた子が、突然「できない側」に回る…。
そこから自信を失ってしまう子もいます。
なので「レベルの高い環境に入れれば、勝手に伸びる」とは限りません。
環境は、子どもを伸ばすこともあれば、使い方を間違えれば、自信を失わせることもあります。
親が考えるべきなのは「どこに入れるか」だけではない
中学受験というと、どうしても、
「どこの学校を受けるか」「偏差値はいくつか」「御三家か」「附属か」「進学校か」という話になりがちです。
もちろん、学校選びは大切です。
しかし、本当に考えなければならないのは「その学校へ入った後、この子はどう成長していくのか」ではないでしょうか。
✓ 通学時間はどれくらいになるのか?
✓ 部活動との両立は可能なのか?
✓ 課題量についていけるのか?
✓ 本人は自分で学習を管理できるのか?
✓ 困ったとき、自分から助けを求められるのか?
✓ 順位が落ちたときに立て直せるのか?
そして何より、6年後に「自分は何をしたいのか?」を自分の言葉で語れる人間になっているのか?
私は、こちらのほうが偏差値以上に重要だと思っています。
「中学受験させた自分は間違っていた…」と考える必要はありません
ここまで読まれるとすでに中学受験を終えた親御さんの中には、
「ウチは大丈夫なのだろうか…?」
「中学受験させたのは、間違いだったのだろうか…?」
と感じる方もいるかもしれません。
でも、そう考える必要はありません。中学受験そのものが問題なのではありません。
問題になるとすれば「合格したから、もう大丈夫」と考えてしまうことです。
中学受験は、人生のゴールでも、教育のゴールでもありません。
あくまでも、お子さんがこれから成長していくための環境を選んだだけです。
そして、もし今、成績が落ちている。
以前ほど勉強しなくなった。
親子関係が悪くなっている。
学校生活に疲れている。
中学受験の頃とは別人のようになってしまった…。
そんな状態だったとしても、そこで将来が決まったわけではありません。
「あんなに頑張れた子」なら、もう一度立て直せます
私は、中学受験後に崩れてしまった子どもたちを見ていて、いつも思うことがあるんです。
その子は「頑張れない子」なのではありません。
かつて中学受験で、あれだけできたわけですから。
ただ、
☑ 環境が変わった。
☑ 目標を失った。
☑ 成功体験が途切れた。
☑ 周囲との比較で自信をなくした。
☑ 親に管理される勉強から、自分で動く勉強へ切り替えられなかった。
何かしらの理由があるわけです。
なので、必要なのは、さらに叱ることでも、勉強時間だけを増やすことでもありません。
「なぜ止まってしまったのか」を一度整理し、もう一度、自分で進める状態を作ること。
そこから始めればいいのです。
中学受験の価値は、合格通知では決まらない
今回の調査を見て、改めて感じたことがあります。
中学受験をしたか、していないか。
難関校に入ったか、入っていないか。
それだけで将来が決まるほど、人間の人生は単純ではありません。
中学受験に本当の価値があったかどうかは、合格発表の日には分からないものです。
その後の6年間で、どんな人と出会い、何を学び、何に失敗し、どう立ち直り、
自分で物事を考え、自分の人生を選択できるようになったのか。
そこまで含めて、初めて「あの中学受験には意味があった…」と言えるのではないでしょうか。
親ができることは、まだあります
わが子に良い人生を歩んでほしい…その思いから中学受験を選んだはずです。
ならば、合格した学校名だけで、その想いを終わらせる必要はありません。
もし今「こんなはずじゃなかった」と思っているのであれば、そこからもう一度考えればいいわけです。
✓何がうまくいっていないのか?
✓本人はいま何に困っているのか?
✓どこから立て直せばいいのか?
✓ この先6年間をどう使えばいいのか?
ウチの塾では、中学受験の結果そのものではなく「その先で子どもがどう成長するか」を大切にしています。
第一志望へ合格した子も、思うような結果にならなかった子も、入学後に成績を落としてしまった子も、
まだ、道の途中です。
中学受験は、子どもの人生を決める最終結果ではありません。
たくさんある通過点のひとつです。
「合格させること」だけではなく『合格した後も、自分の力で伸びていける子にすること』です。
そこまで考えて初めて、中学受験という選択が、その子にとって本当に意味のあるものになっていくのではないでしょうか。
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「もっと早く知っておけば良かった…」…そう後悔する前に。
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小学部【お通いの中学受験塾から学びをPIVOT/親子で疲弊しない中学受験へ】戦略中学受験コース(寄り添い中学受験)を開設しています。
中学部【中高一貫校に通う中学生専用コース】Zero Homework Plus コースを開設しています。
年々、中高一貫校に通うお子さんの家庭から「学校の内容が厳しい」「勉強時間がとれない」「継続した学習環境を用意するのが難しい」といったお問い合わせが多く寄せられるようになり、中高一貫校特有の難しさに苦慮しているお子さんや親御さんに対して、お子さんの学習面を後方支援するためのコースとなります。
公立の中学校とは、かなり状況が違いますからね。
苦労して受験して入ったのはいいけど、あまりのレベルの高さについていけない子もいれば、受験が終わったことでお子さんがダラけきってしまいどんどんダメ人間化して落ちこぼれになったり、スマホ依存症で廃人みたいになってしまったお子さんをどうにかしたい…などなど色々とご要望があると思うので、そのあたりはお問い合わせを頂戴したときに柔軟にご相談に応じられたらと。
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