東京都の高校授業料実質無償化から見える、ダメ人材の大量生産という導線。

西船橋・稲毛の『自己管理力を鍛えて結果の出せる子に育てる』学習塾：学力再生工房AQURASの村上です。

自己管理できる子に育てば、必然的に学力も優等生の仲間入りを果たしていくという考えで塾生たちの指導に励んでいますが、、、

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い！”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています（爆）。

新しく始まった2023年度の運営より、千葉県内の学習塾ではほぼ皆無で前例のない唯一であり、全国でも学習塾では数塾しか存在しないマネーリテラシー教育（金融教育）も日々の学習指導と併せて、塾生に指導していくことを決定etc、

読み逃した読者の方は、以下のリンクより↓

＞1月1日更新分「2023年の新年度新学年スタートより、AQURASは県内学習塾唯一の金融リテラシー教育を塾生に提供します」はこちら

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12月の真冬に入ったにも関わらず、この週末は20度越えというおかしな気温となりそうですが、本当に体調管理が難しいです。

地球の気候変動も今後ますます加速するでしょうし、日本が温帯から亜熱帯になってしまうのも、いずれ時間も問題ではないのかなと。

＞小学部 / スーパーキッズプロジェクト（2～3学年分、先を行く飛び級学習）の詳細はこちら

さて、先日報道で大々的に知れ渡った東京都の高校授業料の実質無償化が、子育て世代から両手を叩いて大歓迎というのが大半だと思いきや、結構な物議を醸しているようです。

＞東京都、高校授業料を実質無償化　24年度に所得制限撤廃（日本経済新聞）記事はこちら

これは、私も同じように思うところはあります。

都立高に進学しようが、私立高に進学しようが、授業料が大してかからなくなるので、私立高の教育サービス差別化の優位性がなくなってしまうことで、その私立高の存在価値や独自性が大幅に低下するというものです。

なので、公立とは違った親が惚れ込んだ独自色のある私立の指導カリキュラムをわが子に受けさせたいから、親の経済的リスクを背負ってでも敢えて受験させて入学させたにもかかわらず、今後は希望すれば誰でも入学してサービスを享受できてしまうということで、お子さんにこだわりの教育を受けさせようとして高い学費を払った親御さんが報われない展開になってくるでしょう。

＞【小中高対象】マネーリテラシー講座／令和時代を賢く生き抜く人材に育てる金融教育の詳細はこちら

で、現在は千葉県でも就学支援金の恩恵で、私立高に進学しても実質無償化となっている（所得制限などをいったん抜きにして）家庭も多いと思いますが、その結果、実は中学生の学力がどんどん低下しています。

塾での塾生たちの様子を見ているだけでも十分気づきます。

その根拠として、

・勉強しないから学力も低いし、内申も低い
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・以前なら学力が低くても、公立高校受験がメインだったので5科勉強しないといけないから、できるところまで頑張って勉強する（のが当たり前）
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・就学支援金の影響で私立行ってもお金かからないから、なら私立単願で入れるとことに入れればいい、だからムリして勉強を頑張る必要もない
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・公立よりも私立の方が学費高いから、公立よりサービスがいい（なのに学費は公立同様に実質無償）。公立のレベル低い学校なんか眼中なし
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頑張って勉強なんかしなくても、私立で手厚く面倒見てもらえるから、頑張って勉強する必要性もないし、必死に結果にこだわる必要もない

という流れが挙げられます。

＞中学部／お子さんの学力を復活させ、偏差値60以上の上位校合格を奪取する自立型人材育成コースの詳細はこちら

論より証拠で、どことは言いませんが、千葉県内でも今度の入試から併願入試がなくなった高校が登場します。

それも、そこまでレベルの高くない高校です。

公立高受験の抑えとなる併願入試は、これまで当たり前のように考えられてきましたが、就学支援金制度が始まってから、なんと単願での入学者が増えすぎて校舎に定員収容できなくなり、単願募集のみに切り換わったというね。。。

ウチの塾生たちからも各中学校の中3生の事情を聞いていますが、成績中下位層を中心に、特に女子が多いという余計な情報はさておき、内申も悪いし勉強したくない、すぐにでも弾けて遊びたいとか楽して進学先を決めたいという者が、どこの中学校も学年の3割前後を占めているようです。

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公立高入試が当たり前だった時代、5科必死に勉強するのが当たり前だった時代を知る者からすれば、あまりにも体たらくな子どもが増えてしまったというか、親もそれで良しとしてしまうしつけの流れ（それを、子どもの意志の尊重とか言い出す）というか、

結局、公立も私立も高校は全部実質無償化というのは、各家庭の経済的問題も含んだ上の話として耳障りは良いけれど、このように、越えるべき壁すら越えようとしない、徹底的に楽な方に逃げて最後まで真剣に己を高めることをしようとしない者をどんどん量産していくプラットフォームと化していくことが容易に想像できてしまいます。

メディアは良い面だけを切り取って都合よく報じていますが、全部の高校無償化なんてやったら、真剣に向き合わなくても生きていけてしまう生産性の低い自堕落な若者をどんどん増殖させていく流れが加速していくだけで、真剣に己を高めて大きな壁を越えようとする者にとっては不条理な社会構造が形成されてしまいます。

実質無償化にするのであれば、国立や公立のみ無償化にすればいいのに…と強く思わざるを得ないというか。

＞高校部／総合型選抜専門コースの詳細はこちら

子どもたちの指導の現場を見ている限り、何でもかんでも実質無償化のツケが確実に見てとれるし、こんな流れが加速したら、この国はますますダメになっていくんじゃないかと、私見として思わざるを得ないというか。

政治的パフォーマンス利用のツケは大きいでしょうね。

もちろん、経済的に余裕のない家庭にとっては、渡りに船という見方もできるのが皮肉なところではありますが。。。

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さて、ウチの塾も冬期講座の詳細がまとまりましたので、以下アップします↓（それぞれバナーをクリックすれば、特設ページに飛びます）