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大阪への出張から西船橋に戻り、ようやく自塾AQURASの現場業務に戻ったと思った次の瞬間、遠方から来客がありました。
一昨年、出張で福岡に行ったときに、西鉄の天神大牟田線の朝倉街道駅前から見える進学塾に目を奪われました。単なる大手進学塾っぽい感じかと初見で思ったのですが、でも何か雰囲気が違う…言葉にできない温かみを感じたので、さっそくH.Pを検索してみました。
福岡県内でも知っている方が多い、実績ある進学塾でした。
進学実績見ても、この規模でこれは凄いなーと驚くばかりで。。。
それと、拝見すると塾長ご自身がとっても魅力的な方で、さらに興味が湧いたのでSNSでも親しくさせてもらえることになり、恐れ多くも、昨年春には初めてお食事をご一緒させてもらえました。さらには、塾の中まで見学させてもらえるという、素晴らしい経験もさせてもらい、雰囲気から多くを感じ取らせてもらうこともできて、感謝しかありません。
その塾の名は「ちくしの進学教室」。
www.chikushin-smile.jp/ （URLクリックすると、H.Pにリンクします）
筑紫野市で絶対的な存在を誇る進学塾を率いる今井先生は、私もこれまで出会ってきた塾長先生の中でも、どうすればこれほどの人徳を持てるのだろうかと色々考えを盗ませてもらっている尊敬する先生です。
その今井先生が、大阪から戻ってきて現場の溜まった仕事を始めたばかりの私の元を訪ねてこられ、私がたまたま福岡で出会った塾の見知らぬ塾長先生とお互い教室見学し合うという、私にとっては不思議な体験となりました。
そして、その今井先生、ついにウチの塾生たちに指導を始められてしまいました。。。
予定よりも1時間以上も長く滞在され、ウチの塾生たちもここぞとばかりにたくさん質問攻めという展開に、ここまでお世話になってしまい、本当に恐縮です。
大きな塾を経営されている塾長先生は、本業の学習指導もさることながら、経営に関する裏方業務も相当大変です。中には札束を数えることに執着してしまい、現場に顔を出さなくなって終わる塾長先生もこれまでたくさん見てきました。
知り合いのラーメン屋の店主は、繁盛して多店舗展開をするようになってから厨房に立つことがなくなり、金勘定に執着するようになったのはいいんですが（良くないけど）、その結果、指導の質が保てなくなり、経営が傾いてから再び厨房に立つようになりましたが、状況が好転することはなく、そのまま廃業に追い込まれました。
別に、経営者自らが必ずしも現場にいなければならない理由はありません。
でも、ひとまず塾に関しては、スゴい塾長になればなるほど、やはり現場での指導を大切にしています。
私も、この先もずっと現場での指導にこだわっていきたいと思います。
現場にいないと、子どもの変化や状況判断に気づけず、感覚も鈍ってしまいますし。
何より今井先生のように、自塾の生徒でもないのに、頼まれてもいないのに、ウチの塾生に熱心に指導に入られてしまうところを見ていると、先生のこうした現場での情熱がちくしの進学教室をここまでのブランドに押し上げてきたんだろうなと感じさせられます。
結局、教える側にまわったところで、学ぶことはなくならないというのを改めて学ばせてもらいました。私も塾生たちの人間的成長のために、まだまだ研鑽を積んでいきます。
今井先生に冗談半分で「夏休みにウチの塾生を武者修行でちくしん（ちくしの進学教室）に放り込んでいいですか？」と聞いたら、「どーぞどーぞ」で快諾をもらってしまい、ほんとにどーしようかと悩んでいます。誰を千葉から連れてって放り込もうかな（笑）
ということで、夏までにじっくり贅沢な悩みを考えていこうと思います。
